
Amazon
こんな人に読んでもらいたい
作品情報
作者 |
ひすいこたろう
|
ジャンル |
自己啓発・マインド |
ページ数 |
340
(読み終わるまでの平均:2時間13分)
|
キーワード |
解釈・正しさ・問題の所在 |
あらすじ
仕事で成果が出ない、楽しみにしていたレストランが閉まっていた、恋人にふられた、誕生日なのに誰からも誘われない、職場や学校に嫌いな人がいる、やる気が起きない……などなど、人生には、面白くないことがたくさん起こります。
でも、それって本当にどうにもならないことでしょうか?
たしかに、起きてしまった「できごと」はもうどうにもなりません。
けれども、それをどう解釈するかで、感情はいくらでも変化します。
そう、解釈ひとつで、目の前の現実は、世界は素晴らしい場所になるのです。
この本は、こんな時はこう解釈するという「ものの見方」や、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、
その視点の持ち方を、日常によくあるシーンに落とし込んで、70個ご用意しています。
この本を読み終わるころには、あなたは大空を舞う鳥のように、自由な視点から、俯瞰して自分の人生を眺められるようになるでしょう。
出典:Amazon
象徴的な一節
問題が問題なのではなく、それをどうとらえるかがほんとうの問題です。
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- タイトルに惹かれて(自分の人生はつまらないと微かに考えていたから)
- なにを得たか・・・
- 人生は解釈次第
- 愚痴や不満が展開されているときは、脳内大喜利をやる
- 好きな一節・・・
想定内のことしか起きないドラマは視聴率0です。
個人的な感想
「職場で隣の人がさあ・・・」
彼女と彼女の母親との食事。
「隣の人はね、始業ぎりぎりに来て、打刻だけして、
結局席につくのは9時5分くらい。おかしいでしょ?」
食べ始めて30分。
緊張も解け、職場での愚痴に話題が移る。
質問攻めに遭うよりはいくらかましだが、嫌な時間だ。
- どうして女の人って、暇があったらこうなんだろう。
- 勤務態度を正すのは管理職がやるべきことで、あなたが愚痴っても仕方がない。
- 本当に嫌なら席を変えてもらうなりすれば?
空気は伝染する。
気づけば、自分も脳内で愚痴り始める。
思い返せば、あの時が分かれ道だったと思う。
彼女の母親が予約してくれ、ご馳走してくれるということで
料理の味には目をつぶっていた。
「このエビチリ微妙」「この杏仁豆腐ぬるい」
気づけば、立て続けに口にしていた。
あの時の’解釈’が口出させた。
もし、母親の愚痴に対してポジティブな解釈が出来れば、
笑顔で食事会を終えられたんだ思う。
家に帰ってきて、彼女にチクチク言われた。
「おごってもらってるのに、あんなにハッキリ言うなんて大人気ない」等々。
お母さんにはLINEで謝った。
同じことを思っていたから気にしないと言ってくれたが、
本当にダメだったと反省している。
同じ過ちを繰り返さないために、次はこうしようと思う。
脳内大喜利。
お笑いが好きだ。
どんなことも笑いに変えられる芸人さんは最強だと思ってる。
彼らになることはできないけど、姿勢は真似できるはずだ。
そう、解釈なら変えられるはず。
あの愚痴も、こんな大喜利のお題に変えれば良かった。
「やや遅刻気味な同僚。どうして?」
舞台は、IPPONグランプリのスタジオ。
イッポンを取るつもりで回答を考える。
- 生まれが沖縄
- 今頃になって「冬ソナ」にハマり、寝坊しがち
あの時の解釈よりも大分良い。
彼女や母親に伝える必要はないが、自分自身をクスっとさせるには十分だ。
つまらない毎日を、ドラマチックに変える。
世間の評価
個人的な評価
総合 |
★★★★ |
読みやすさ |
★★★★ |
読み応え |
★★★ |
もう一度読みたい度 |
★★★ |
今すぐ読むなら
www.amazon.co.jp