読めば信者になるかもしれません。『斎藤一人 絶対、なんとかなる!』
「知る」のではなく、「使う」ために読むことをおススメします。
強いて言うなら、こんな人におススメ
- 部下を動かしたい
- カリスマ性のあるリーダーになりたい
作品情報
作者 | |
ジャンル | 宗教 |
ページ数 |
115 (読み終わるまでの平均:1時間21分) |
キーワード | なんとかなる・神の子・魂の時代 |
あらすじ
■私はずっと「なんとかなる」と思いながら生きてきました。
そうすると、「なんとかなる流れ」が人生にできる。
その流れに乗るだけで、大成功できた。
「なんとかなる」が、最強のコトダマなんだ。(斎藤一人)
■あらゆる悩みを解決し
理想の未来を引き寄せる「なんとかなる」!
・「なんとかなる」は最強の肯定語なんだ
・表情、考え方、人生観の順番で変わるよ
・どんな大きな夢でも簡単に叶うんだ
・いくつになっても「理想の自分」でいられるよ
・家や部屋だって自然とキレイになるんだ
・本当のライバルは自分の貧しい考えだよ
・自分の浅知恵より「神様の超回答」出典:Amazon
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- 斎藤一人を聞いたことがあるから
- なにを得たか・・・
- ビジネスには信者を作ることが大切だということ
- 好きな一節・・・
特になし
個人的な感想
ビジネス成功のカギは、信者。
以前勤めていた会社は、社員を信者化させようという機運があった。
- 強調する「家族主義」
- 子弟制度
- 入社3年目までは半年に一度会長(創業者)の講和を聞く
この本でも、
- 一人称が「一人さん」
- たびたび登場する「お弟子さん」
- 語り口調な文末
本書の序章では、以下のように書かれている。
100人に1人くらいが、
「おもしろそうだな」
「これは信じられる」と思ってくれたらいいんです。
99人には、「胡散臭い」「気持ち悪い」「宗教染みてる」と感想をもたれて終わり。
だけど、必ず1人は「素敵」と感じる人がいる。
本書は、その1人を見つけるためのツールに過ぎない。
斎藤一人は信者を作る天才。
ネットを調べても顔写真が出てこない。
お弟子さんのYouTubeでも、映っているのは後姿だけ。
情報統制が半端ない!
あの後姿の男性が斎藤一人である保証はどこにもないのに、
どんな顔をしているんだろうと想像してしまう。
本当によくできた演出。
どれだけ信者を集めても、優れた仕組みがなければ納税日本一にはなれない。
モデルとしては、典型的なネットワークビジネス。
販売店(会員)に、固定で在庫を持たせる。
売上に応じて、ランク分けされる。
最上ランクである特約店になったら、弟子や一人さんとの特別な接点を持てる。
直弟子レベルになると、年商億超えになれる。
ざっと調べたら、こんな感じ。
上場を目指すIT系の社長も、
「僕たち社長の仕事は、夢を語ること。俺の船に乗れば、必ず目的に連れて行ってやると思わせること。」と言っていた。
この本でも、集会でも
斎藤一人がやっているのは信者に向けて夢を語ること。
そのためなら、神の力だって借りる。
胡散臭い成金と批判するのは簡単だけど、
儲けることにコミットする姿勢からは学ぶものがありました。
世間の評価
Amazon | 4.5/5(459) |
honto | /5() |
楽天ブックス | /5() |
個人的な評価
総合 | ★ |
読みやすさ | ★★ |
読み応え | ★ |
もう一度読みたい度 | ★ |