大丈夫ですよ。『心配事の9割は起こらない―――減らす、手放す、忘れる「禅の教え」』
今度帰省した時に聞いてみよう。
どうして毎朝読経するのかを。
こんな人に読んでもらいたい
- 心配性
- ストレスをため込みやすい
作品情報
作者 |
枡野 俊明 |
ジャンル | 自己啓発・メンタル |
ページ数 |
167 (読み終わるまでの平均:2時間16分) |
キーワード | 捨てる・色眼鏡 |
あらすじ
禅僧にして、大学教授、庭園デザイナーとしても活躍する
著者がやさしく語りかける「人生のコツ」。
◎悩むより動く――そのほうが物事は絶対うまくいく
◎人と比べない――“妄想”の9割はこれで消える
◎前向きに受け取る――幸せかどうかは、あなたが決める
◎「お先にどうぞ」――求めない、あせらない、こだわらない
◎「朝」を大切にする――心に余裕をつくる最善の方法
◎余計なことを調べない――情報の“暴飲暴食”はやめる
◎「競争」から離れてみる――禅的「不安の遠ざけ方」
余計な不安や悩みを抱えないように、
他人の価値観に振り回されないように、
無駄なものをそぎ落とし、限りなくシンプルに生きる。
――そんな生き方を指南してくれる、48の禅の教えを紹介。出典:Amazon
象徴的な一節
私たちには「いま」をどう生きるしかない
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- 以前の上司におすすめされた本だったから
- なにを得たか・・・
- 朝に読経する
- 好きな一節・・・
仕事に定年はあっても、人生に定年などありません。
そのときどきにいただいている命を丁寧に生きてこその人生です。
個人的な感想
ブッセツマカ…
小さい頃、長期休暇は母方の実家に集まるのが通例だった。
同じ年代のいとこが何人もいたから、とても賑やかだった。
夜更かしした僕たちが目覚めるのは、決まって木魚の音だった
じいちゃんとばあちゃんは般若心経を3回唱えるのが日課。
ゴリゴリの仏教徒というわけじゃなかったと思うが、なぜしてるのかは知らない。
老夫婦には広すぎるほどの家。
ものは少ない。
車も未だにマニュアル車に乗っている。
車はあるけど移動はほとんど自転車。
THE亭主関白なじいちゃんは、
頭が硬くて厳格な人だった。
家の中では靴下脱ぎなさいとか、
言葉遣いもよく注意された。
こんな細かくて、嫌な人とストレス溜まらないの?と兄弟が聞いたとき、「寝れば忘れるから、悩んだことは一度ない」とばあちゃんが言っていた。
僕の理想は、二人のような暮らしをすること。
頑固ジジイになるつもりはないけど、
二人の"足さない"生活に憧れる。
それに、今でも同じベッドで寝ているのって素敵。
まずは、読経から真似してみようと思う。
木魚の代わりに、缶ケースでも叩いて。
世間の評価
Amazon | 4.0/5(567) |
honto | 3.8/5(52) |
楽天ブックス | 3.8/5(152) |
個人的な評価
総合 | ★★★ |
読みやすさ | ★★★★ |
読み応え | ★★★ |
もう一度読みたい度 | ★★★ |