『不機嫌な妻 無関心な夫うまくいっている夫婦の話し方』|「ごめんね」に込められたメッセージ
「ごめんね」にイラっとしていた自分はどうかしていた。
「ごめんね」は二人を繋ぐ魔法の言葉。
作品情報
作者 |
五百田達成 |
ジャンル | 人間関係・夫婦カップルとの付き合い方 |
ページ数 |
250 (読み終わるまでの平均:2時間15分) |
キーワード | ごめんね・ありがとう |
あらすじ
「夫婦には会話が必要」「ケンカするほど仲がいい」とはよく言われます。
でも、なかなかうまくいかない。
面倒だったり、ギスギスしたり、イラっときたり、
相手の機嫌を伺うばかりで肝心なことが言えなかったり、
つい嫌味を言ってしまって後悔したりする……。
そんなこと、ありませんか?
結局のところ、
夫婦がうまくいくとは、夫婦のコミュニケーションがうまくいくということ。
そして、コミュニケーションさえうまくいけば、二人の関係はうまくいく。出典:Amazon
象徴的な一節
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- 同棲中の彼女と上手くいかないと感じることが続いていたから
- なにを得たか・・・
- 「ごめんね」に対する考え方
- 「ごめんね」と伝えられた時の対応
- 好きな一節・・・
「何がごめんなのか言ってみて」はナシ
個人的な感想
彼女は「ごめんね」が多い。
「昨日はキツイ言い方してごめんね」
「洗濯物そのままにして出て行ってごめんね」
「今日は一品しか作れなくてごめんね」
これらに対する僕はこう返す。
「忘れたから気にしなくていいよ」
「ぼくはやりたいからやっただけだから気にしなくていいよ」
「そんなの気にしなくていいよ」
彼女はよく「ごめんね」と言う。
正直、「ごめん」と言われるとイラッとしてしまう。
だって、ごめんは自分に非がある時だけに使う言葉だから。
ある時、彼女にこう言った。
「ごめんは本当に悪いと思った時だけ言うようにしてね。ごめんの代わりにありがとうを伝えてほしい」
多分、この提案は間違いだった。
なぜなら、自分の「ごめん」の考えを相手に押し付けただけだから。
きっと彼女は、「ごめん」を「思いやり」と「話し合いたい」の言葉だと考えている。
そう考えている相手に対して「もういいよ」と返すのは間違っている。
「話し合うつもりはありません」と伝えているようなものだから。
彼女は、優劣をつけたいわけじゃない。
「ごめんね」を受け取ってほしい、その言葉を皮切りに話し合いと考えてる。
だから、彼女が「ごめんね」と伝えてくれたときに取るべき行動は、
思いやり、話し合いたい、どちらの意図で言っているのかを判断
思いやりの場合→「大丈夫だよ」「こっちこそごめんね」
話し合いの場合→「伝えてくれてありがとう。僕はね〇〇と考えているんだけど、君はどう考えてるかな?」
もう彼女の「ごめんね」を蔑ろにしない。
「ごめんね」は、二人を繋ぐ魔法の言葉だから。
世間の評価
Amazon | 4.0/5(391) |
honto | 3.7/5(40) |
楽天ブックス | 3.8/5(40) |
個人的な評価
総合 | ★★★★ |
読みやすさ | ★★★★ |
読み応え | ★★★ |
もう一度読みたい度 | ★★★ |