控えめに言って人生変わります『書く習慣』著：いしかわゆき
書かない人生もったいない！『書く習慣』を紹介。
こんな人におすすめ（筆者的に）
- 自分の気持ちを素直に表現したい人
- 今の自分にモヤモヤしている人
- なにか新しいことを始めたい人
- なにか伝えたいことがある人
- 書きたい気持ちはあるけどなにを書いたらいいのかわからない人
作品情報
| 作者 |
いしかわゆき |
| ジャンル | 啓発本・ライティング |
| ページ数 |
２２０ （読み終わるまでの平均：2時間16分） |
| キーワード | 書く・習慣化・人生・楽しむ |
あらすじ
SNS、ブログ、note、世間に発信できるサービスが増え、多くの人が文章で自己表現しています。
他人の発信を目にする機会も増え、「自分もなにか発信してみたいな」と思う人も増えています。
「書く」を仕事にする人も増え、文章の指南書も数多く出版されています。
でも「書く」ことは、好きじゃないとしんどい。
むしろ「好き」になるからこそ、習慣になり、自然と上達していきます。
この本では、あなたの「書きたい気持ち」を高め、
「書く」ことを習慣にするためのコツを紹介します。出典：Amazon
世間の評価
| Amazon | 4.4/5(563) |
| honto | 4.0/5(122) |
| 楽天ブックス | 3.94/5(119) |
個人的な評価
| 総合 | ★★★★★ |
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 読み応え | ★★★★ |
| もう一度読みたい度 | ★★★★ |
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- ライティングのノウハウを知りたくて
- なにを得たか・・・
- 書くうえでの心構え
- 中学生に読んでもらえるように簡単に書く
- 自分にしか書けないものを書く
- 書くうえでの心構え
- 好きな一節・・・
意味づけをするのは読んだ人。
個人的な感想
肩透かしに遭いました
この本を選んだのは、ブログのため。
１週間前に始めたこのブログのため。
良い文書を書ければたくさんの人に読んでもらえる。
だから、書き方を学びたくてこの本を読み始めた。
読み始めてすぐ、この本はノウハウ本ではない！と気づく。
だからもし、僕と同じように書く技術を求めているなら、他の本を。
この本は「書くこと」を習慣にしたい人が読む本。
だけど、たくさんの学びがあった。
そして気づいた。
自分がそれまでやろうとしていたことは「書くこと」ではなかったことに。
自分がやろうとしていたのは、まとめる作業。
誰でもネットを使えば分かる情報をまとめるだけでの作業。
この本に救われた。
あのまま記事を量産しても、読まれることはなかっただろうから。
じゃあ、なぜまとめる作業をしてしまっていたのか。
怖かったから。
自分をさらけだすのが。
でも、この本で繰り返し書かれているのは、価値は読み手が決めるもの。
著者は、SEOライティングとかいう言葉が嫌いだそう。
それっぽいことが書いてあるけど、書き手が見えてこないから。
めっちゃ刺さった。
心当たりがあるから共感できた。
１カ月くらい前まで、友達とブログを運営してた。
運営って言っても、収益は１０円くらいしか出てなかったけど。
３カ月で６０記事くらい書いた時、突然書けなくなった。
「どのサイトでも言っているようなこと書いててなんの価値があるの？」って思ったから。
実際、書くネタは検索上位のサイトを参考にしていた。
「参考に」っていうとそれっぽく聞こえるけど、要はコピペ。
自分が書いた記事には、自分しか知らない情報なんて１つもなかった。
そりゃ、読まれないはずさ。収益も上がらないはずさ。
とは言え、書きたい気持ちはある。暇だし、なにより書くことが楽しいから。
でも、何を書けば良いの？って話。
「生きていれば、書くネタは無限にあるよ」というのが筆者のアンサー。
めっちゃ投げやり。(汗)でも、突き放した印象を受けないのがこの人が書いた文章の魅力。
大切なのは、どんなものでも書きまっせという気持ち。
自分はまだそこまで考えられないけど、
目に映る全てがネタになって、ゆくゆくお金に変わるってなったら最強じゃね？とワクワクする。
そういう意味では、芸人もそうかなと。
よく芸人のラジオを聞くけど、なんてことのない日常をネタに話す。それを聞いた人が笑う。その人の話をもっと聞きたくなる。
はい、ビジネス成立。
最強じゃん。
考えが変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば現実が変わる。
みたいな格言があったと思うんだけど、書くことってまさにそれ。
考えが変われば、書くようになる。
書きようになれば、書くことが習慣になる。
書くことが習慣になれば、現実が変わる。
書けば人生変わる。
かなり強引なまとめ方になったけど、実際そう。
人生変えたいな。
だから、書きます。
