Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

ばあちゃんと不審者『記憶の森の魔女』

Amazon

『記憶の森の魔女』を紹介。

こんな人におすすめ

  • 展開が読めない物語が好き

作品情報

作者

くみた柑

(おもちゃの指輪が絆ぐ時)

ジャンル

小説・ミステリー

ページ数

35

(読み終わるまでの平均:30分以内)

キーワード 目に映る世界

あらすじ

ある日友達と別れ家に帰ると、そこに建っていたのは見知らぬ家。
華子の周りに次々起こる不可思議な出来事。

出典:Amazon

世間の評価

Amazon 3.7/5(121)
honto
楽天ブックス

個人的な評価

総合 ★★★★
読みやすさ ★★★★
読み応え ★★★★★
もう一度読みたい度 ★★

本書と自分

  • なぜ読もうと思ったか・・・
    • おすすめに出てきたから
  • なにを得たか・・・
    • 自分が見えている世界≠みんなが見えている世界

個人的な感想

なおちゃんは信じてくれる?

ある日、ばあちゃんが
夜中に男が家の前に来ていると言い出した。

高校時代、父親と父方のばあちゃんの3人で暮らしていた。

中3の時、両親が離婚したから。


喧嘩が絶えない2人の間を取り持つのが、僕の役割。

3人での生活が始まってすぐ、
どちらの味方でいることはできないと悟った。

だから、ばあちゃんの不審者の訴えにも半信半疑でいた。

もちろん、父親は見間違いだと聞く耳を持たない。


監視カメラを確認してみても、
それらしき姿は映っていない。

実害はないし、しばらく様子を見ることにした。
多分、2ヶ月ほど不審者の訴えは続いた。
3日に1度のペースで来ていたらしい。

ある日家に帰ってきたら、
家の前に見慣れない扉がついていた。

明らかに後付けの扉は滑稽だったけど、
父親の優しさを感じた。

それから、不審者は顔を見せなくなった。


あの出来事も、この本も、よくある話なのかもしれない。

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