『渋谷ではたらく社長の告白』著:藤田晋|成功するためにはビジョンが必要
「21世紀を代表する会社を作る」「海賊王に俺はなる!」
ビジョンは強さだ。
こんな人に読んでもらいたい
- 起業を目指す人
- 転職を考えている人
作品情報
作者 |
(サイバーエージェント社長) |
ジャンル | ビジネス・経営手記 |
ページ数 |
250 (読み終わるまでの平均:3時間6分) |
キーワード | 営業・ベンチャー・週110時間・ビジョン |
あらすじ
二一世紀を代表する会社を作りたい――。高校生のときに抱いた起業の夢は、サイバーエージェントの設立により実現した。しかし、社長になった彼を待っていたのは、厳しい現実だった。ITバブルの崩壊、買収の危機、社内外からの激しい突き上げ……。孤独と絶望、そして成功のすべてを赤裸々に告白したノンフィクション。夢を追う人必読の書。
出典:Amazon
象徴的な一節
『歌が下手=ミュージシャンになれない』ということと、『仕事ができない=経営者になれない』というのは同じことに見えていたのです。
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- 著者が藤田さんだったから
- なにを得たか・・・
- 成功には量をこなすこと
- 好きな一節・・・
本当に大事なのは志を共有できるかどうか
個人的な感想
人を動かすのは想い
前職の同期とはよくビジネスの話をしていた。
こんなビジネス儲かるんじゃない?
こんなビジネスいけそうじゃない?
実際、会社にいる頃から
いくつか一緒にビジネスぽいことをやった。
オンラインカジノ、メディア運営、転売・・・
会社を辞めれば、
自分達のやりたいことに全集中できる!
そう言って、同じタイミングで辞めた。
あれから4ヶ月。
彼とは連絡を取っていない。
お粗末だけど、
事業プランも目標は決めて始めた…
はずだった。
たが、1週間もしないうちに
熱量の違いに気づく。
売上を立てるために寝る間を惜しんで、
仕事にフルコミットする。
改めて伝えていなかったけど、
彼のタイムスケジュールは会社員時代のままだった。
あと、物理的な距離。
もし、サイバーエージェントのように24時間共にしていたら"なんとなく"離れていくこともなかったかもしれないなと思った。
最大の原因は、ビジョンがなかったこと。
自分達の共通認識は、儲かりそうという損得勘定。
それは、彼のせいではない。
自分が独立をする明確なビジョンがなかったからだ。
別にすぐに法人化するわけではないから、
ビジョンとか経営理念とかは、
作ってからでいいやと思ってた。
「事業主である限り社長なんだよ」
今も会わせてもらっている社長から言われたこと。
自分には社長であるという自覚がなかった。
上手くいかなかったら、別に再就職すればいいし。ぐらいにしか考えてなかった。
こいつとならどんなこも乗り越えられると思って始めなかった。
そりゃ、上手くいかないよな〜。
当分の生活費は確保できている今、
自分はこのブログにフルコミットすることに決めた。
もう責任をなすりつける相手はいない。
もう書き続けるしかない。
世間の評価
Amazon | 4.6/5(1233) |
honto | 4.3/5(89) |
楽天ブックス | 4.3/5(87) |
個人的な評価
総合 | ★★★★ |
読みやすさ | ★★★★ |
読み応え | ★★★★ |
もう一度読みたい度 | ★★★ |