Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

来世に期待してもいいですか?

自分は来世があると信じている。正確には、どんな時も来世があると考えていたいと思っている。世間では、「一度きりの人生、悔いのないように」のような言葉が飛び交っている。そうだからか分からないが、みんな生き急いでいるように見える。

年始に乗った、特急電車の中では乗車率200%近い状況でも、乗客は一様にスマホを覗き込んでいた。ソシャゲのボーナスポイントを受け取る人や、Yahooニュースで最新情報をチェックするなど、大変忙しそうに過ごしていた。そんな中、自分は窓から薄らと見える湖を眺めていた。体調不良もあったが、忙しなく情報収集する彼らを見ていて、今やらないといけないことなんて一つもないのかもしれないなと気づいた。

100年生きることが可能になった現代でも、人間が一生でできることなんてたかが知れてる。もし、来世があるというスタンスでいれば、今世でやり残したことは来世に持っていけばいいやと思える。2022年の年末に振り返った「今年できなかったこと」を2023年に託したように。

問題は、来世がなかった場合だが心配はない。来世があるかどうかなんて、死んでからしか分からない。念仏を唱えるだけで極楽に行けると説いた人の凄さがここにある。誰にも分からないことは、叩かれることも炎上も起こり得ない。いい具合に今世を楽しんで、残りは来世にお任せしようと思う。