Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

今週見たコンテンツ紹介(12月23日~12月27日)

ネタがない時は、最近見た・聞いたコンテンツについて書きなぐるに限る。

ラジオ

リリーフランキーのスナックラジオ

リリーさんといつものアルバイト3人が出演する回。クリスマスイヴ放送回とあって、話題はクリスマスについて。アルバイト3人のうち、シュウ以外はクリスマスを特に意識せず特別な過ごし方はしないと回答。「絶対男と過ごしてるだろ、リア充め!」と3人からの追及を持ち前の「テヘヘ」でかわす22歳のアイドル。お互いを腐れ縁と呼ぶなっちゃんとバビは、高校時代のクリスマスの思い出を話す。同じ団地に住む2人は、駐車場にあった誰のものか分からない三輪車と一輪車に乗って街を徘徊。サンタのコスプレに身を包み網タイツという出で立ちは、待ちゆく人たちの注目を集めたらしい。それを不思議そうに語る二人は、本当にミステリアスな人たちだと常々思う。警察にも追われ二手に分かれて撒いたエピソードを、リリーさんが「待て~!ルパン!」とツッコミを入れていたのが秀逸だった。

また、最近何度か登場していたオムツ話にも触れた。声が似ていて、始めたのがバビかなっちゃんなのか忘れてしまうのだが、とにかく相棒にプレゼントしたと話す。郵便受けに入れるという、サプライズ的な渡し方で。想像以上の履き心地に、すっかりオムツの魅力に気づいてしまったらしい。一枚500円ぐらいするので、ご褒美的な感覚で履いているらしい。漏らしても大丈夫という保険としてではなく、ご褒美下着として着用するあたりが面白い。外から見たら自分がオムツを着けているのが分からない優越感がたまらないと話すアルバイトの女性は、やはり良い具合にネジの外れている魅力的な人だと思う。

東京ポッド許可局

primereadingss.hatenablog.jp

こちらの記事でも書いたが、テーマは「分からないと言えない」。落語からスタートし、大人になると分からないと言えないことが増えることに触れ、最終的には軸足の重要性に帰着する。毎回様々なテーマについて独自な意見を展開できる3人は、それぞれ確かな軸足を持っている。マキタスポーツは音楽、サンキュータツオは日本語、プチ鹿島は新聞。彼らに限らず、ジャンルを問わず面白く話せる人たちは例外なくホームグラウンドを持っている。タモリの坂道、マツコの土地、麒麟川島の漫画。何にでも興味があることは長所でもあるが、いつまでも軸足がない状態を生みかねない。個性のように、ないことを過剰に悲観する必要はないが、楽しく学び続けるために紐づける元があるかないかは重要だと感じる。

川島明エウレカ

ゲストは、櫻坂46初代キャプテンの菅井友香さん。先月アイドルを引退した、27歳。欅坂46のメンバーになるまでの経緯やキャプテンを務めた苦労などを語る。大学2年生だった19歳の時に、櫻坂46のメンバーオーディションに応募した。志望理由は、自分に自信をつけるため。元AKB48渡辺麻友に憧れ、昔からアイドルになることに興味はあったらしい。最終選考直前に親に相談するなど、完全に自分主導でアイドルへの道を始めた。1時間近く話を聞いた感想は、しっかりした子。同じ年の女性を形容するのに相応しくないかもしれないが、今のアイドルはこんなにしっかりしているんだと感心した。キャプテンを務めたことがあるからなのか、元々の性格なのか分からないが、どこの世界でも活躍できそうなバランス感覚に優れた人だと思った。特に、つかこうへい原作の舞台をきっかけに、グループへの関わり方が変わったエピソードは説得力があった。キャプテンとして、メンバーとのコミュニケーションを密にしたり、全員を食事に連れていくなど、企業で言う管理職がやるようなマネジメントを実践するなど、肩書だけだと思っていたアイドルグループのキャプテン像が覆された。さっそく来月から主演舞台が始まるようで、どのような演技をするのか見てみたいなと思った。

有吉弘行のサンデーナイトドリーマー

primereadingss.hatenablog.jp

こちらの記事では、「もし、自分が『有レコ』に出るとしたら」をテーマに書いた。年末の恒例行事であるこの回を聞くたび、芸人って大変だなと思う。特に、モノマネに逃げられない熱唱で笑いを取るという設定は、まさに「芸人殺し」。純粋な歌唱パートで笑ったのは、宮下草薙の草薙と松崎。前者は歌ヘタ、後者はキャラクター。反対に、普通に歌うまな松尾やタイムマシーン3号関などは、ちょっと気まずかった。トラブルと説明されていた関の歌唱途中で切れた件は、明らかにラッキーアクシデント。まあ、聞いていられないから意図的に切ったのだろうけど。YouTubeで散々笑わせてもらった芸人さんが、電波上ですべるのを見る(聞く)のは辛い。芸歴の近いタイムマシーン3号とアルコアンドピース。それぞれ映像メディアと音声メディアを得意としていて、この回とYouTubeにハッキリと表れているように思う。

秋元康のいいこと、きいた。

作家の林真理子をゲストに迎え、昔懐かしい話に花を咲かせた。作家が日大の学長に就任することが凄いことなのか、異例なのか分からないが、度々話題に挙がった。音楽、出版の各分野で第一線を走り続ける2人が語る「最近の若者論」が興味深い。まとめると、最近の若者は野心がない。自分の限界を早々に決めてしまい勿体ないと映ると主張。林さんは若い時にアルバイト生活に甘んじていた時期があったらしく、当時に戻れるなら海外留学をすると話す。若いときに海外に行きなさい。世の大人の常套句だが、日大の学長という肩書を知っているからか、重みがあるように感じられる。そこからアメリカに留学した秋元康を褒め、バブル期の栄光に話が移る。二人の成功者の話から抽出できた共通点は、行動力が尋常ではない点。着物を見たくなったから多忙なスケジュールの合間に京都に行く、串カツを食べたくなったから往復5時間かけて神戸にいくなど、フットワークの軽さとそれを支える体力があるなと感じる。先日書いた「老い」に関する記事でも書いたように、二人とも年齢に縛られない生き方をしていると感じた。

primereadingss.hatenablog.jp

YouTube

タイムマシーン3号

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中年男性2人が、買い物に出かけオリジナルのかるたを作り遊ぶ30分間。わざわざかるた屋さんに買いに行く必要があったのか、などとツッコんでも意味がない。無駄や余白があるから、2人の掛けいが生まれるしプロモーションなしで店を取り上げる姿勢がこのチャンネルが愛される所以なのだと思う。「人生の大切な時間を割きたくない」と、30分で書き上げた36枚の絵札の完成度高さにビックリした。会話や立ち回りなどから、以前から器用だなと思ってはいたが、デザインセンスも抜群だったとは。ゆるカワ(?)なデザインの絵札もそうだが、読み札のワードセンスも絶妙。コメント欄でも「すぐにでもグッズ化できそう」と多数見られたように、1000円前後だったら買いたいと思った。特に好きな絵札は、「さ」。「さあみんなあつまれー」という文言で、まさかの4枚1セット。存在しない文字を書き込むなど、センスの光る一(四)枚。今年11月に見始め、今では最も好きなチャンネル。来年も、和やかなアイディア光る動画を楽しみにしています。