Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

もっと早くやっておけばよかったと思うこと

お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」

書くことがないので、お題のお力に頼ろう。

もっと早くやっておけばよかったと思うことは、たくさんある。どうして小学生の時に本を読んでおかなかったのかと思うし、ちっちゃい時からパソコンをいじっていれば良かったとも思う。その中でも今最も強く感じるのは、書くこと。昨年末、「2022年はどんな年だった?」と聞かれる機会があった。その度、「人生で一番書いた年だった」と答えた。7月から本格的にブログを初めて、12月からは「1日1万字」という目標をかかげ始めた。現在も継続中で、毎日字数を記録している。34日のうち19日達成で、率にして55.9%。2日に1日は1万字を書けている計算になる。7割ぐらいは達成できているかと思ったのでちょっと残念だが、この1カ月は間違いなく人生で一番書いた月だった。

1万字を達成するのは辛いが、変わらず書くことは好きだと思う。自分が好きなことを書けているというのもあるが、書くことでしか得られない充実感があると常々思う。何事にも始めるきっかけがあって、自分が書き始めるようになったのは多分この本だったと思う。

このブログを初めて間もない頃に、KindleのAIがおすすめしてくれた本だ。本の紹介ブログをやっていくうえで、書く技術もつけていかないといけないなと考えていたころで、ライティングスキルや文章力を漠然と追いかけていた時期だ。結論、この本には自分が求めていたことは一切書かれていなかった。一切だ。その代わり、書くことがとても身近なものだと気付かせてくれた。言ってしまえば、「ただ書きましょう」と伝えてくれているだけなのだが、そのシンプルすぎるアドバイスはノウハウを追い求めていた当時の自分に強烈に刺さったのだと思う。この半年間書き続けてきたが、上手になったのかは分からない。だけど、書き続けたという自信はついたし、それは「これからも書きたい」という意欲につながっていると思う。

将来は、書くことで食べていたらと考えている。読書にハマり出した時も「本を読んで暮らしていけたらいいな」と夢見ていた。本当に自分に書く力と読む力があれば、その両方を同時に叶えられるじゃんと、夢と夢が合流した気がしてちょっと興奮している。プロの人気作家さんは、どの人も幼少期からたくさん本を読んでたくさん書いてきたというイメージがある。実際そういう人がほとんどだろうし、20歳で読書、27歳で執筆デビューした自分はかなりスタート出遅れ組だと思う。そのことを嘆いても仕方ないし、その時間を読むこと、書くことに充てたいと思っている。夢中でいる間は、不安や焦りが入る余地のない神聖な時間。夢中になれるものがあることだけでも、自分はとても幸せだと思う。夢中になれるものがありながら、まだ何かを求めようとするのは、ちょっと欲張りすぎではないか。書きたいものがあるうちはただ書けばいい。書きたいものがなくったら、ただ読めばいい。ただ、そうやって生きていたらいい。