Unlimitedに上機嫌

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映画『シャーロックホームズ』に出てきた「筆跡心理学」をやってみた

年賀状を書いた。裏がデザインされた5枚入り。出す相手がいなさすぎて、まだ2枚余っている。普段から手書きでメモするが、本気で書いた自分の字が気にいらない。落ち着きがなくグラグラしていて、とても良い大人が書いたとは思えない。心機一転、2023年はユーキャンのボールペン講座を受けようかと思う。

さて、先日見た映画『シャーロックホームズ』に、筆跡心理学なるものが登場した。シャーロックホームズが、初めてモリアーティー教授と相対する場面。手渡した本に書かれたサインを見て、「上向きにAを書く人は、自己主張が強い」みたいな診断をする。診断内容はデタラメであることを断っておく。モリアーティーは「あれは学問ではなく占いだ」と否定し、二人の舌戦が見られるシーン。

作品で行われていたのはアルファベットを使った筆跡心理学。日本語にもないのか調べてみた。日本筆跡心理学協会なるものが存在し、公式サイトには例題があった。

www.kcon-nemoto.com

いつもの感じで「口」を書いてください、とのこと。いつもの調子を意識するために、「口」を使った例文を作り、書いてみる。

なぜ、このような奇怪な文を思いついたのか分からない。制限を与えられると、人間は変なことを口走る(書き走る)典型的な例だろう。「一口で食べられるローソク」って、なんやねん。

内容はさておき、自分は「口」を書くとき左側を開ける癖があるらしい。また、右側を上げる特徴も確認できる。どのような診断がされるのだろうか、公式サイトを確認する。

「口」では、4つのタイプに分かれるそうだ。左側を開ける、右角を丸める「口」を書く自分は、D型らしい。D型の診断内容は、以下の通り。

接筆をあけ転折を丸く書くD型の人は、そんなにきっちりと書かなくてもよいと、適度に省略する要領の良さがあります。つまり、変化対応力があり細かいことにこだわらない融通人間なのです。企画系、営業系、サービス系、総合職に向いています。

出典:筆跡心理学とは|日本筆跡鑑定人協会

要領の良い、融通人間。褒められているようで嬉しい。しかしながら、自己分析的には融通の利かない、不器用人間。褒めていただけて大変嬉しいのだが、モリアーティー教授が言うように、筆跡心理学はどちらかと言うと占いに近いのかもしれない。「口」以外にもいろんな文字を書けば、もっと実態に沿った診断結果を得られるかもしれないが。

ちゃんと届けば、3人から年賀状が帰ってくるはずだ。公式サイトにはタイプ別の相性も載っているので、こそっと診断してみようと思う。一緒に住むパートナーに「口」をいっぱい含む例文を書かせるのが、先か。