Unlimitedに上機嫌

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コロナで変わったこと

ふと、最近コロナを意識しなくなったことに気づいた。つい1年前までは、スマホを開けば「今日の新規感染者数○○人」という情報が流れていた。数字を見ても一向に自分事に感じられず、半年前に感染してようやくコロナが身近に感じられたと思う。でも、それも半年も続かない。マスクを着けているぐらいが違いで、世間は目前に迫ったクリスマスや大掃除で頭がいっぱいだ。今がコロナ何年目なのか、今もコロナ時代なのか分からないが、コロナによって変わったことについて書こうと思う。

マスク

「科学的な効果がない」と言われていることは知っているが、この3年マスクを着け続けてきた。自分を含めて、人間は論理よりも感情で生きる動物なんだと思う。たまに「マスクを外そう」と叫ぶ人を見ると、「凄いな」よりも「ヤバイな」という気持ちが勝る。ワクチンも多分一緒。離れて暮らす母親からは、絶対に打つなと言われていた。打ちたい理由もなかったし、何より注射が嫌いだったので、撃たないつもりでいた。しかし、一緒に住むパートナーから「私を大切に思うなら打って」と懇願されたので渋々2回打った。その彼女も、ネットでワクチンで死んだ人がいることを知ってから「絶対に打たないで」と懇願するようになった。やはり、人間を動かすのは感情なのだと思い知った。

アルコール消毒

元々きれい好きだったので、ウェットティッシュを持ち歩いていた。ただ、取り出す手間があるから手だけをキレイにしたい時は、入り口に設置されたやつを使う。最近になって、体温計つきのアルコールを撤去する店舗が増えた。アルコールの経費もバカにならないのだろう。しかし、人間とは身勝手なもの。それまであったものがなくなると、おかしいと考えてしまう。先日、アルコールを置いていないことでクレームを入れるおじさんを見た。「コロナは終わっていない。客の安全を考えないなんて、職務怠慢だ」みたいなことを店先で喚いていた。そういう現場とはできるだけ距離を置くことにしているので、店員さんがどのような問答をしたのかは聞いていない。そのおじさんほどではないが、少なからずアルコールないんだと考えがなくもない。自分たちの中には、入る前に除菌しないと気持ち悪いという心理が刷り込まれてしまったようだ。

コロナで変わったことそんなにない

会社員じゃないから、思ったよりニューノーマルがない。コロナがもたらしたのは、「ちょっと衛生意識が向上した」ぐらいだろうか。マスクは知り合いからもらえているから、意味のない出費をしているという考えはない。また、マスクもアルコールも完全に習慣になっているから、不便に感じることもない。自分のなかでは、コロナが悪者だった時代は終わったとともに、「やらない」「やれない」言い訳がなくなった。来年は出不精、運動不足を克服するため、ちょっとだけアクティブになりたいと思っている。