Unlimitedに上機嫌

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どんな強面も一瞬でポップになるもの5選

 世の中には、強面と呼ばれる人がいる。顔力がちょっと人より高いだけで恐れられる人たち。刺青やピアスで覆う場合を除いて、怖がられたいと思って強面をやっている人がほとんどだ。「顔面は漢、中身は乙女」という人も多くいる。今回は、これまで町で見かけた強面な人が持っていた印象をがらりと変えたものについて書いていく。

エプロン

 小さい頃、町内会で見かけた。強面で有名な酒屋の店主が、子供たちに振舞うカレーを準備する際ピンク色のエプロンを着けていた。照れながら着用していたので、どこかのおばちゃんに手渡されたものだと思う。アニメなどでは、ゴリゴリな強面キャラが登場する。バーやカフェの店長だったりすることが多く、彼らのほとんどはピンク色のエプロンを身につける。バナナの皮で転ぶシーンがどのコメディ作品でも見られるように、強面キャラとエプロンの組み合わせは定番。

ジャンプ

 月曜日の夜、コンビニからジャンプを手にした強面サラリーマンを見かけることがよくある。どの人も、少年のように目をキラキラと輝かせる。時とともに、磨きを増す強面と変わらない少年心。ジャンプには、男たちの精神的なアンチエイジング効果をもたらし続けている。いやはや、素晴らしい社会貢献。

子供

 子供と手を繋いでいる男性を見ると、顔の強面度合いに関わらず柔らかく映る。日本人は、父親らしくあろうとするため見かける頻度は少ない。対照的に、よく子供と手を繋いでいるイメージがあるのが欧米人。『クレイマークレイマー』や『gifted』など、シングルファーザーを描いた作品が多いというのもあるだろうが、イカついビジュアルの男性が優しいパパに早変わり。

弁当箱

 前職で目つきの怖い先輩がいた。その先輩は、毎日手作り弁当を持ってきていた。その姿に一気に親近感を覚え、ある日話しかけてみることに。聞けば母親が毎朝作ってくれるとのこと。外で買うからいいよと言っても、律義に用意してくれるとのこと。めっちゃ可愛いかった。それから多少の嫌味を言われても、「母親が作った弁当をちゃんと食べる良い人」と思い許すことができた。誰かの手作りを食べる人に悪い人はいない。

タピオカ

 寒くなったせいなのか、ブームが終わったせいなのか、見かけなくなったタピオカドリンク。以前、強面な中年男性がタピオカをすすりながら歩いていた。隣に若い女性がいたわけではない単独でタピっていた。それなりの地位と経済力を持っていそうだと思え、よりポップに映った。スイーツ男子とは、甘いマスクの甘党ではなく、強面な甘党を指すのではないだろうか。