フェミニストに物申す!男らしさは腹筋、女らしさは髪の毛から。
男らしさや女らしさと主張すると、反社会的な人間だと思われる世の中になった。
「1億人総フェミニズム時代」とでも言えようか。
そんな時世だが、敢えて自分が持っている「男らしさ」と「女らしさ」をここで発信しようと思う。
理由は、自分への戒めとある人への警鐘のため。
男らしさとは、腹筋が割れていること
男らしさとは、肉体的な状態を指すと考えている。
中でも、腹筋が割れていることが男らしいと考えている。
現在27歳。
身長170センチ、体重60キロ。
絵に描いたような標準体型。
腹筋はと言うと、割れている。かすかに。
そして、これまで腹筋が割れ続けてきたことに誇りを持っている。
反対に、ビール腹や情けない乳を携えた男性を見ると、カッコ悪いと強く感じる。
軽蔑に近い感情を持つ。
一方で、自分もそんな体型に近づきつつあることも自覚している。
なぜなら、まったく運動していないからだ。
半年前まで、週に2,3回のペースで宅トレをしていた。
だが、寒くなるとともに、ヨガマットを広げなくなった。
20代であること、先天的な太りにくい体質であること、これまでの貯金があることを鑑みると、まだ本気で焦る必要はないのかもしれない。
それなりに食べる量に気を付ければ、割れた腹筋を保てるかもしれないという期待も薄っすらある。
しかし、これまで出会った全ての大人たちは、「自分も20代までは、腹筋割れていた。」と口をそろえていた。
いわゆる「30歳の壁」というやつ。
現在、27歳。
少しずつ壁が視界に入ってきた...気がする。
中二病が抜けないせいか、物事をカッコイイかカッコ悪いかで考えてしまう。
男として生まれ生きるうえで、腹筋が割れていることは、最も重要なカッコイイ要素。
凹凸が無くなった腹を見るたびに、自分はカッコ悪いと考えることになるだろう。
そして、何より恐れているのは、自分の身体をカッコ悪いと考えなくなること。
腹筋から始まり、食べ方や言葉遣いなど、どんどんカッコ悪いのハードルが低くなっていく。
終いには、だらしなくハゲ散らかしたTHE・イケないおやじの仲間入り。
腹筋とは、自分の男らしさを象徴するパーツであり、最後の砦なのだ。
ちなみに、女らしさは髪の毛。
自分は、ハゲにかなり敏感だ。
特に、女性の薄毛は受け入れがたい。
社会には受け入れられがたいことを承知で書くが、女性らしさは髪からくる。
キューティクルゼロのぼさぼさ髪、汚らしいプリン頭の女性を見ると、女性として見られることを放棄していると感じる。
そして、一番見ていられないのがハゲ。
男であれば、ハゲをプラスに変えることができる。
ブルースウィルスや渡辺謙など、ハゲが色気を押し上げているケースはたくさんある。
だが、女性にとってハゲはマイナスでしかない。
ただただ可哀そうにしか映らない。
結婚しようと考えているパートナーは、髪が細い。
分け目次第で、ハゲとは言わないまでも薄いと見えないこともない。
まだ不快に感じるほどではないが、将来受け入れがたくなるのではないかという不安もある。
彼女にはこの不安を伝えていない。
伝えても大丈夫、と思い切れないからだ。
不安要素を抱えたままプロポーズしたくはない。
だが、伝える勇気が出てきそうもない。
ハゲると決まったわけではないから、このまま「女らしさ」を口にしないで良いだろうというのが、現時点での見解だ。
みんな口にしないだけで、「男/女は、こうあるべき」というものは持っていると思う。
今晩はW杯がお休みなので、とりあえず明日はちょっと早く起きて腹筋をしようと思う。