『センスは知識からはじまる』著:水野学
こんな人に読んでもらいたい
- センスを磨きたい
- 仕事で「センスがない」と言われる
作品情報
作者 |
水野学 |
ジャンル | ビジネス・クリエイティブ |
ページ数 |
143 (読み終わるまでの平均:1時間46分) |
キーワード | シズル・イノベーション |
あらすじ
「くまモン」アートディレクションなどで話題の、日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。センスは生まれついたものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、仕事を成功させるノウハウを紹介する。
出典:Amazon
本書と自分
- なぜ読もうと思ったか・・・
- タイトルに惹かれて(センスのある人間になりたいから)
- なにを得たか・・・
- センスの磨き方
- 好きな一節・・・
個人的な感想
「センス良いね」
前職で言われた最も嬉しかった言葉。
相手は、ボロクソに言われてきたお客さん。
「ここでその話する?センスないね」
「おもんないサラリーマンの典型」
「中小企業なんめなよ」等々…。
褒められたのは、DXについての資料を見せた時。
会社から降りてきた"冷たい"資料を読み上げても、いつものように言われることは想像できた。
あの時ほど、センスを発揮させた瞬間はなかったと思う。
振り返れば、あの時の成功はある習慣によるものだったと思う。
その時は、単に楽しいからという稚拙な理由だったが、意図せずセンスが磨かれていたのかもしれない。
当時は、DXやSDGsがようやく認知され始めた時で、ビジネス雑誌はもちろん、ファッション雑誌にそれらの単語が散見された。
帰ってから、雑誌で見かけた事象をまとめて、クライアントに結びつけないかと考えた。
DXの成功はデザインにかかっているというテーマを見出し、当時人材獲得に悩んでいたクライアントに資料を作った。
今はこうしてKindle本を読み漁る程度で、雑誌の流し読みはしなくなった。
しかし最近、記事を書けば書くほど過去の経験ストックが減っていく不安があった。
せっかくUnlimitedに移行したので雑誌にも手を伸ばそうと思う。
「センスが良い」と、また言ってもらえるために。
世間の評価
Amazon | 4.4/5(852) |
honto | 4.0/5(285) |
楽天ブックス | 4.0/5(263) |
個人的な評価
総合 | ★★★★★ |
読みやすさ | ★★★★ |
読み応え | ★★★★★ |
もう一度読みたい度 | ★★★★ |