Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

「1万」という数字について

 最近の目標は、1日1万字。なんでもいいから書く。開始から7日、既に1万字を割りこむ日が出ているが、シンプルで良い感じの難易度を気に入っている。字数以外にも、1万という数字日常のあらゆるシーンで重要な指針になっている。

1万円

 年収200万円ベースの経済感覚で生きている自分にとって、1万円以上を高額と見なすことが多い。洋服も1着1万円を超えると「良い服」だし、1泊1万円を超えると「良い宿」だと考える。また、同棲をするようになって「1万円を超えるもの」は事前の相談を要する、というルールがある。今年言うと、炊飯器や電気ヒーターの購入時に該当した。子供だった時を思い返すと、お年玉をくれる人の評価も1万円をボーダーラインにしていた。もらえるだけで感謝すべきなのだが、1万円以上くれる人を「良い人」、5千円しかくれない人を「そんなに好かない人」と格付けする。あげる立場になって、なんと身勝手な基準だろうと思う。

1万歩

 健康という観点でいうと、1万歩以上歩いた日を「運動した日」だと考えている。普段は家とファーストフード店を往復するくらいなので、2,3千歩程度。1万歩を超えるのは、遠出や突発的な「放浪」ぐらいで、直近の1カ月で1万歩を超えるのは2日のみ。歩数以外にを運動指標を持ち合わせていないこと自体、健康に対する意識が低い表れだと自覚しているが、他に手っ取り早いものが見当たらない。1日1万字をスタートしてから、歩数も一緒に記録している。まだ7日間しか記録がないが、今のところ字数と歩数に相関関係は確認できない。

1万人

 1万人を超える、SNSのフォロワーやYouTubeのチャンネルを見ると、ある一定の影響力を持っているとみなす。インフルエンサーはもう1つ上の10万以上のファンを持つ人を指すのかなと思う。一時Twitterをガチったことがあるが、1,000人のフォロワーを獲得するのに2カ月かかった。単純計算でも、1万人には約2年を要する。ただフォロワー1万人がいることに意味はないから、継続力とマネタイズするビジネスセンスを必要とすることが分かる。

1万年

 1万年と聞くと、想像の及ばない遠い昔という印象を受ける。「中国4千年の歴史」というぐらいだから、文明が誕生したのはざっとこの5千年ぐらいのこと。遺跡や石碑を見れば、何となく同じ人類だと思える。だが、「この氷は約1万年前に降った雨が固まってできたもの」と言われると思考が停止する。技術の進歩とともに、どんな時代も再現できるようになったが、人類が生まれる前の歴史については、どこか作り物ぽさを感じる。

1万回

 何事につけても、1万回となると「超人的な」感じを受ける。1千回腕立て、1千本シュート練習、1千個ジャガイモの皮むき、大変そうだが何とかできそうな気がしなくもない。しかし、0が1つ増えた途端、超人のレベルに移る。分かりやすい例が、『ハンターハンター』の「感謝の正拳突き1万回」。人類最強のネテロが、武の極致を目指すため自らに課した試練。YouTubeでも再現した動画がいくつかある。どの人も10時間近くかけて行っている。常人なら、ただ拳を振るうことに1日費やしたりしない。モデルとなったキャラも、それを再現しようとする人間も、超人的。