Unlimitedに上機嫌

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都会生活10周年記念!田舎者が驚いたこと5選

 自分は、人口7万人弱の町から出てきた田舎者。大学進学とともに、京都に6年、大阪に3年間住んでいる。東京からすれば大阪も田舎なのかもしれないが、休日の梅田やなんばを目にすると、未だに新鮮に都会だなと感じる。「田舎から出てきてほぼ10周年」を記念して、改めて都会の驚くことを書きたい。

誰かは起きている

 現在、全国屈指のターミナル駅ほど近くに住んでいる。5階ということもあって、窓からはオフィスビルが形成する夜景が広がる。深夜3時にも関わらず、どの建物でも明かりがついている。仕事なのか夜更しなのか詳細は分からないが、すごいなと思う。あたりで一番明るいのが街灯だった実家時代を想うと、同じ国だとは思えない。

夜中に鳴くカラス

 童謡『夕焼け小焼け』の正式な歌詞を覚えていないが、「カラスが帰るから帰ろう」は都会には当てはまらない。変な時間に目を覚ました時なんか、外からカラスの鳴き声が聞こえるから夜明けなのかなと思ったりする。でも、時計を見ても2時だったりする。飲食店が閉まりゴミが外に出始めるそのあたりが、カラスたちの活動開始時間なのかもしれない。地方部と都市部でのカラスの活動時間。もう一度大学に入ることがあったら、研究してみたいテーマの一つ。

よく目にする高級車

 高級ブティックが立ち並ぶ西堀江エリア。ちょうど昨日言った時も、ポルシェやランボルギーニ、テスラを複数回目撃した。車以外にも、城みたいな家やパリコレモデルみたいな人を見かけたりする。人口が増えれば、とんでもない金持ちが存在するということだろうか。車に関して言えば、燃費重視の田舎とルックス重視の都会という構図があるかもしれない。実家でやたら見るプリウスやアクアは、大阪や京都の都市部ではあまり見かけない。

移動スピード

 都会だからなのか分からないが、全体的に歩く移動スピードが速い。地下鉄から降りてきた人たちの歩行者も、一般道を走る自転車や車も、田舎にいた時の3割増し。顕著なのが、エスカレーター。「エスカレーターの上では歩かず立ち止まってお乗りください」というアナウンスは意味をなさず、大阪では左側をビュンビュン昇る人たちが通る。昔みたネット記事では、大阪は全世界の都市の中で2番目に歩行スピードが速い、みたいなことが書かれていた。良く言えば効率的、悪く言えばせっかちなアーバンピーポー。10年経っても「我先にエスカレーター」競争には参加できず、隣の階段をテクテクと登る。

満員電車

 1年前までは、全国屈指の乗車率を誇る路線で通勤していた。体感では、ラッシュ時の乗車率は2000%。スマホで体温を入力する余裕もなく、乗る前よりカバンが5センチくらい薄くなる。満員電車でバランス感覚を会得したサラリーマンを「スパイダーマン」と呼ぶらしいが、3カ月も経てば自然とスーパーヒーローの仲間入りをした。習慣は、この世で最も強力なもの。ナポレオン・ヒルの名著の一節が蘇る。