Unlimitedに上機嫌

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「Xデー」まで残り2カ月。プロポーズの言葉を考える

プロポーズが出来ずにクリスマスが終わろうとしている。まあ、第一候補は2月の彼女の誕生日だと思っていたから予定外という訳ではないのだが、2022年の元旦に決めた今年の目標に、「彼女にプロポーズする」とあったので少しだけ気になっているだけだ。ちなみに、4つ立てた目標のうち達成できたのは1つだけで、今更ジタバタしても達成できないものばかりなので来年以降に回すか、忘れることにした。今回の反省を生かして、目標を目にとまる場所に掲げることにしようと画策中だ。いつも使っているノートの表紙かスマホのロック画面か、なかなか決められないでいる。この保留がよくないと思うので、一旦スマホのロック画面に設定することにする。

さて、2カ月後にプロポーズをすることに決めた。というか、決まった。すると決めてから、これまでさまざまなプロポーズ法を考えてきた。彼女と在宅中にお届け物に扮して指輪の入った箱を届けてもらうか、ベタにお洒落なレストランで跪いて告白するか。シチュエーションも大切だが、それよりも何を伝えるかで頭を悩ませている。最もポピュラーな「結婚してください」はどこか対等でないと感じてしまうし、「幸せにするよ」はどこか無責任な気がする。いっそ無言で指輪をはめるのはどうだろうか、なんて考えを行ったり来たりしている。

「自力ではなく全力を使え」。この言葉は、前職のボスの口癖。「たかが自分一人でできることには限りがあるから、利用できる全てを総動員しろ」みたいな意味だと解釈している。当時は「いつも同じことを」と考えていたが、今回は素直に従ってみようと思う。

女性の理想のプロポーズの言葉

これまで、「自分が伝えたい言葉」を考えてきたが、相手も主役のプロポーズ。結婚してからも何かといじられる大人たちを見てきたが、彼らは「受け手が欲しい言葉」を考えてこなかったのではないだろうか。ということで、世間の女性の理想を覗いてみようと思う。

出典:https://www.atpress.ne.jp/news/307188

まずは、抽象的なイメージから。60%以上の女性が、「シンプルな言葉」をご所望。また、「さりげない言葉」が2位にランクインすることを見ても、特別感よりも日常感を重視していることが分かる。「普通と違うオリジナリティに溢れた言葉を届けたい」とばかり考えていた自分は、世の女性の理想とは真逆であったことに気づいた。これだけでも、調べた価値があった。

続いて、具体的なフレーズ。

・これからずっと幸せにします、僕と結婚してください。

・これからもずっと一緒に過ごしたいので結婚してください。

・結婚してください。一生そばにいてください。

・おじいちゃんおばあちゃんになってもずっと手を繋いでいたいです。結婚してください。

・これからもずっと君が自分にとって一番の存在であり続けます。結婚してください。

・これからも一緒に人生を歩んでいきたいです。結婚してください。

・あなたといるととても心が安らぎます。僕と結婚してください。

・僕と家族になってください。

・あなた以外は考えられない。結婚してください。

・これから歳をとってもずっと一緒に笑っていたいと思うから俺と結婚してください。

出典:女性300人に理想のプロポーズの言葉に関する意識調査を実施 「シンプルで真摯なプロポーズ」を好む女性が6割以上|シンフラワー株式会社のプレスリリース

なるほど、確かにシンプルな文が並ぶ。「おじいちゃんおばあちゃんになってもずっと手を繋いでいたいです。結婚してください。」は、やや個性的な気がしなくもないが、ラブソングの歌詞みたいな程よいロマンチック感があったりする。シンプルにするには、主語や目的語を省くことが特徴に挙げられる。反対に、「○○ちゃん」や「俺/僕」を入れると、個性的な雰囲気が加わる。このフレーズ集を見て決めたことが2つある。1つは、主語を入れるなら「僕」を使うこと。もう1つは、「僕」を入れるなら相手も入れること。普段、自分は自分を「僕」と呼ぶ。たまに「俺」が出てくることもあるが、「僕」と呼ぶ自分のほうが自分らしいし、彼女も多分そう考えていると思う。「僕と結婚してください」は、一方的にお願いする感じの他に、「僕」だけが登場することに違和感を覚える。一人舞台を見せているような気がして、できればプロポーズは相手との共演であるようにしたい。相手は気にしないだろうけど、一生に一度の告白に妥協したたくない。

現段階で考えるフォーマットは、「○○ちゃんと結婚したいです。僕と家族になってくれますか?」だ。彼女のことはいつものように名前で呼びたいし、レディーファーストを実践したい。「結婚してください。結婚してくれますか?」と、結婚を繰り返すのはくどいので「家族になる」と言い換える。お願いするスタンスが嫌だと書いたが、「家族になろう」や「家族になりたい」は、どうも収まりが悪い。返事をする相手の立場になった時に、ただ想いを伝えられるよりも、「はい/いいえ」で答えられるスタイルにした方が良い。そうなると、「なってくれますか?」か「なりませんか?」。「なりませんか?」は、既になることがほぼ決まっている予定調和的な印象があって、事務的なやり取り感が否めないので不採用。

何事も暫定を残すことが大切。まだ2カ月以上時間はあるので、現在の暫定「○○ちゃんと結婚したいです。僕と家族になってくれませんか?」をアップデートさせて理想の言葉を見つけられればと思う。そして、「言葉よりも想い」という姿勢を忘れずにいたい。