寝坊助を起こしてくれた3つの動機
自分は朝が弱い。3月に会社を辞めて以降、平均起床時間は9時。最初の2カ月は、7時半に同居人を見届けて一日をスタートさせていた。だが、いつの間にか布団越し「行ってらっしゃい」がスタンダードになった。そんな自分も、たまに早起きできた日がある。2022年の振り返りも兼ねて、寝坊助を起こしてくれた動機を紹介しよう。
W杯(4時)
W杯は何故か起きることができる。熱狂的なサッカーファンでもないが、4年に一度しか見れないというプレミアのおかげか、カタール大会でも二度4時スタートの試合を見ることができた。日本スペイン戦とフランスイングランド戦。驚くことに、どちらもアラームをかけずに起きた。自分が思ってよりずっと愛国者なのかもしれないと感じた1日だった。
遠出(6時)
この一年2,3回早起きして遠出する機会があった。約束に遅れることは、寝ている人を起こすことと肩を並べる大罪であると考えているため起きれる。今年は一回もしていないが、ゴルフでも一度も寝坊したことない。むしろ、前日寝付けずにほぼ徹夜状態で朝を迎える。根っからのインドアであるため、たまの外出は特別で動機として強く働くのかもしれない。来年も、月に1回は遠出を計画しようと思う。
読書会(7時半)
8時スタートのオンライン読書会は、初参加から1年一度も寝坊したことない。7時半というハードルが丁度良いのかもしれない。だが、同じ7時半でも彼女の送り迎えはこの2カ月成功した試しがない。いつも会っている人と週1しか会わない人。たまに会わない人の方が、起こしてくれる。ただ、同じ週1で友達とやっている英会話は、成功率50%に留まる。約束がもつ強制力は、相手との関係性と反比例するのではないか。
寝坊助を卒業するために
何かにつけて抱負や目標を立てたがる年の瀬。誰も見ていない場で宣言する意味があるか分からないが、一応書いてみる。これまでの成功体験を観察するに、強い動機付けは以下の通り。
- 緊張する相手との約束
- めったにない行事
- 全く緊張しない相手との約束
毎日「緊張する相手との約束」を取り付けることはできない。再就職すればその機会も増えるかもしれないが、多くても月に1回だろう。平日は仕事で起きれるとして、残り10日余りをどうするか。1日は、「めったにない行事」を計画する。遠出でも良いし、興味のある中継でも良い。過去を振り返ると、スポーツが1番だろう。とりあえず、NFLのスーパーボウルとNBAのオールスターは予定に入れておこう。無料で見れるメディアがあるかが重要だが。
残りの8日ほどは、読書会と英会話で固める。読書会は問題ないだろうが、英会話の寝坊は0にしたい。新メンバーの加入や罰ゲームの設定など、工夫を凝らさなければ生ぬるい現状は打開できないだろう。来週、話し合ってみよう。
現在、9時過ぎ。起きてから6時間近く経つ。睡眠時間を削ったリターンは、まだやってこない。4時間くらいでも全然問題ない。知らず知らずのうちに、7時間は寝ないといけないと考えていたが、自分は本来ショートスリーパーなのかもしれない。結局この27年、自分の適性睡眠時間を理解していない。来年は、月に1,2回不定期イベントに絡めて、ショートスリーパー検証をしてみても良いかもしれない。