Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

これまでもらった誕生日プレゼントを格付けしてみた。

 誕生日プレゼント。略して、誕プレ。あげる時は死ぬほど悩み、もらった時は死ぬほど嬉しい記念品。この言葉に嘘はない。特に、前者は。プレゼントほど、センスを試される機会はないと思う。しかも、誰かの誕生日以外に、バレンタインという超難題イベントがある。あれは、チョコという仮面をかぶった大喜利バケモノ。頂けるだけでありがたいので、「要らんこと言うな」と本能が語り掛けているが、敢えて語りたい。女性は、楽でいいよね。誰に渡すかは自分で決め、何を渡すかは慣習が決めてくれる。2月は、どこもかしこもチョコ一色。百貨店もスーパーも、チョコしか買わせる気しないと思えんばかりのレイアウトを取る。あの時期は、和菓子やスナック菓子など、普段食べるお菓子が無くなったりするから本当に困る。世の中には、チョコ以外にもさまざまな甘味があることを忘れないでほしい。誰も乗ってくれないだろうが、バレンタインはチョコではなく団子をプレゼントするのはどうだろうか。トリュフや生チョコなどのバリエーション展開は、みたらしや草、きなこなど和菓子でもできる。高齢になると、チョコよりも和菓子の甘さを好む人は増えると思う。手作りでも、チョコと同じくらいの工数で済むのではないだろうか。多様性の時代。団子が選択肢に加わっても良いではないか。

 バレンタインから誕生日に話を戻そう。両親からのもらったものを含めると、これまで50個以上のプレゼントをいただいた。頂けるだけで感謝すべき。もちろん、そのことは十分すぎるほど理解しているし感謝している。だが、過去を笑い話風に語っても罰は当たらないのではないだろうか。うん、きっと大丈夫なはず。あくまで思い出と感謝に浸る目的で、過去にもらったプレゼントを格付けしてみよう。なお、今回は「使える」と「オリジナリティ」を価値基準に選んだ。

使えるし、個性を感じる

コインケース

 パートナーが誕生日くれた小銭入れ。自分は、札と小銭は分けたいタイプ。3年くらい2,000くらいの安いやつを使っていた。くすみ、ボタンも浮き出ており、「そろそろ変えないとな~」と考えていた時のプレゼント。色も好みだし、裏側のこじんまりとした名前の刺繍も嬉しかった。タイミングと好みを抑えてくれた、最も嬉しかったプレゼント。

テニスラケット

 小5の時にサンタさんにもらったクリスマスプレゼント。当時シャラポアが使っていたYONEXのラケット。まあまあ強いクラブチームに入っていて、みんな高いラケットを使っていたから、みんなの仲間入りになった気持ちになった。事前に「テニスラケットが欲しいです」と手紙は書いたが、メーカーの指定はしていなかった。一番欲しい種類を届けてくれたサンタさんは、流石だなと思った。おかげで、今でもサンタさんの存在を信じている。

個性的だが、使わない

大人のおもちゃ

 高2の時、クラスメイトからもらった誕プレ。青色で卵型のやつ。もらった場で、電池を入れて起動したのがピーク。休み時間に鳴り響くバイブ音。ついさっき所有者となった自分は、顔を真っ赤にして電源を切る。取り上げられ起動する、取り返し電源を切る、このやり取りを5回ほどして以降行方知らず。若気の至り。自分が好きで至ったわけではないが。

ただただ使える

図書券

 今や懐かしき図書券。今も流通しているのか知らないが、母親の定番プレゼント。特に、本を読むようになった大学生は嬉しかった。途中からカードに変わったが、金欠の自分にはとてもありがたかった。紫式部の方は、札に加えるから金持ちになった気分になったものだ。

申し訳ないけど、今は手元にない

 高校の時、父親にもらった誕生日プレゼント。ワインレッドのセーター。サイズはXL。普段Mを着ていたので、かなり攻めたオーバーサイズ。実はこれ、その前年自分が父親にプレゼントしたもの。着てもらっていなかったこと、忘れていたこと、身銭を切ろうとしないこと、3つの怒りを覚えたが「ありがとう」と伝えた。以後、親からの誕生日プレゼントはないものだと思うように。もしかしたら、彼なりの親離れだったのかもしれない...。いや、それはない。