「世紀の一戦」は、一体いくつ行われたのか?
「世紀の一戦」。スポーツではお馴染みのキャッチコピー。先日行われた2022W杯決勝でも、このフレーズが使われていた。
サッカー以外にも、スポーツ競技では頻繁に使われる「世紀の一戦」。常々考えてきたことがある。「世紀の一戦いくつあんねん」問題。自分は1995年生まれで、20世紀と21世紀の2つの世紀を生きていた(いる)。だが、これまでに10回以上「世紀の一戦」を耳にした。雰囲気だけの慣用句であることは分かっているが、これまでにどれくらいの「世紀の一戦」が繰り広げられたのか調べてみないと気が済まない。
21世紀に行われた「世紀の一戦」
- 日本VS米国(2009・野球)
- メイウェザーVSパッキャオ(2015・ボクシング)
- メイウェザーVSマクレガー(2017・ボクシング)
- レアルマドリードVSバルセロナ(2022・サッカー)
- ジョコビッチVSナダル(2020・テニス)
- 阿部一二三vs丸山城志郎(2020・柔道)
- 那須川天心vs武尊(2022・キックボクシング)
- アルゼンチンvsフランス(2022・サッカー)
- 井上尚弥VSポール・バトラー(2022・ボクシング)
ざっと調べただけでも、21世紀に9個の「世紀の一戦」が繰り広げられた。2022年現在では、「那須川天心vs武尊」を「世紀の一戦」と見なす風潮が強い。また、複数回名前が挙がるメイウェザーは、出場する全てが「世紀の一戦」級。相手もそうだが、歴史に名を残す圧倒的なタレントは、「世紀の一戦」という言葉をつけたくなるようなカリスマ性があるのかもしれない。ちなみに、メイウェザーVSマクレガーが再び見られる噂も浮上している。もし実現が決まった時も、どのメディアも「世紀の一戦」と報じることは容易に想像できる。