Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

これが、わたしのSDGs

世の中の「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」とは対照的に、自分は「使えればOK」なスタンスを取っている。

具体的には、

小指大の穴が開いたPCケース(愛用歴1年)

漂白剤が飛び散り茶のワンポイントが入った黒スウェット(愛用歴5年)

ばあちゃんからもらった歌舞伎柄のマフラー(愛用歴10年)

いずれも、使えるから使い続けている。こんなやつばかりだったら世の中さらに冷え込むだろうな、と常々考えているが、改善しようと考えたことは一度もない。

だが、「これじゃないと嫌」と思うものが2つある。

歯ブラシとボールペンだ。

まずは、口内クリーナー。

「クリニカハブラシ 3Dカット ふつう」じゃないとムリ。

「コンパクト」でも「かため」でもダメ。一度、母親が似た違うやつを買ってきたとき、声をあげて非難した。めったに感情的にならないため、その時の母親の驚いた表情を未だに覚えている。申し訳ないという気持ちと同じくらい、譲れない気持ちが同居する。

もう1つは、ボールペン。

「Pilot 多機能ペン Dr. Grip 4+1 0.5mm アクロインクボールペン 0.5mm シャープペンシル アイスブルー (BKHDF1SEF-IL)」じゃないとムリ。

赤黒青緑+シャーペンの多色ボールペン。若干の重みがあるのが、ポイント。軽すぎても力が十分に伝わらないし、重すぎてもストレス。絶妙な重み。

その愛用ペンに問題が発生した。正確には、現在も発声中である。

画像では分かりにくいだろうが、ちゃんと出てきていない。7割ぐらいしか芯が出てきていないので、書こうとするとすぐに戻ってしまう。詰まっているのではと、分解してみたが、内部に問題は見当たらなかった。その場にいた彼女に相談してみると、数秒格闘した挙句「替え時だね。おすすめの多色ボールペン知ってるよ」と言ってきた。分かっていない。これは、数少ない「これじゃないとムリ」なんだ。多色ボールペンであれば何でもいいわけじゃない。愛用して10年近く経つが、自分の右手はこのペンにフィットするようになっている。今の手にフィットするペンを探すことも、また10年かけて他のペンに変形させるつもりはない。どうにかこのペンを使い続ける方法はないか、と何となくペンをいじっていると、唯一の打開策を見つける。一度蓋を開けると戻るのだ。ワンタッチで色の変更ができた以前に比べてると、確かにめんどくさくなった。だが、肝心の書き心地は変わらない。これまでの10年を振り返っても、ほぼ黒しか使わない。使用頻度としては、黒9.5赤0.2青0.2緑0.1といった具合だ。つまり、黒を出しっぱなしで問題ない。ペンを使う時としまう時だけ、ちょっと緩めるだけで”Everything is fine”なのだ。たったこれっぽちの手間を惜しむバカがいるだろうか?自分は、迷いなくこのペンと歩んだ10年を取る。そして、これからの10年、20年...をこのペンと歩みたい。