Unlimitedに上機嫌

「お金はかけずに学びたい」をコンセプトに、年間300冊を読む無職がPrimeReading対象本を紹介するブログです。

最低なストローと最高のペーパー

 私は、マクドルドのヘビーユーザーである。今年だけでも、300回以上行った。午前中は家で過ごし、昼ご飯を食べてマクドナルドに向かう。幸運なことに、家から自転車で20分圏内に7店舗もある。最寄りが車で5分だった実家に比べれば、マック密集地域と呼べるだろう。これだけ通うようになって分かったことは、店舗によって全く別物であるということ。キャパ数やレイアウト、何より匂いが違う。ただ広い店舗が良いわけでもない。そうした店舗は、時間帯や曜日によっては大変な賑わいを見せる。子供たちの叫び声や主婦たちの不平不満に飲み込まれることもある。このブログは、「誰にも読まれていないという前提のただただ書き殴る」ために存在しているので、おすすめの店舗紹介はしない。

 毎日のように通っているため、日々様々な変化を目にする。最近で言うと、グラコロビーフシチューパイの発売開始。つい最近まで月見バーガーでもちきりだったはずなのに、いつの間にか看板メニューがすり替わっている。時が過ぎる速さとマクドナルドのラインナップにただただ圧倒されるばかりだ。2022年に起こったマックの大きな変化にストローを挙げたい。従来のプラスティックからやや太めの紙製に変わった。多分9月頃だったと思う。最初は、プラスティックのストローが切れた代替として出されたのかと思った。だがその後も、いつも頼むコーラゼロSには紙製ストローが付けれるようになり、マクドナルドのSDGs活動の一環であることを理解した。移行してから2週間ほどは、そこかしこで新型ストローへの不満が漏れ聞こえてきた。「ヘナヘナになる」「紙を食べてるみたいで気持ち悪い」など。だが、慣れと時間というものは凄いもので、今では文句を言う人は見当たらない。気持ちの問題なのだろうが、紙製になってからユーザーがよだれを出さない飲み方を会得したのかもしれない。是非とも、その筋の人に研究してもらいたい。2週間で紙を受け入れられたのだから、もう2週間あれば竹のストローもスタンダードになるかもしれない。

 2022年のマックでは、良い変化もあった。トイレの紙だ。局部をふき取る方ではなく、手をふく方。以前のやすりみたいなガサガサからタオル生地に近いフワフワに変わった。多分11月中旬から。これが、めっちゃ良い。ストローの劣化を帳消しにする改善。悪い変化を見せた後に、良い変化を見せる。古典的な「下げて上げる」戦法は、偶然ではなくマクドナルドの経営戦略と見るべきだろう。さすがは、コロナでも成長を果たしたビッグカンパニー。最終的には、環境に配慮した変化のみがフォーカスされる流れは、実に見事だ。

 2023年もお世話になるであろう、マクドナルド。来年は、どのような変化が、どのような意図で投下されるか、注目しながら利用させてもらおう。