最高傑作はどれだ!?天才クリエイター・コーエン兄弟が手掛けた映画5選
映画史に残るクリエイターコンビ、コーエン兄弟。兄ジョエルと弟イーサンは、『ノーカントリー』や『トゥルー・グリット』、『ファーゴ』など、数多くの名作を世に送ってきた。
今回は、コーエン兄弟が制作した映画作品(以後、”コーエン映画”)の中から、トップ5をランキング形式で紹介。
第5位 トゥルー・グリット
2010年公開、コーエン兄弟監督、スティーヴン・スピルバーグ制作総指揮、マット・デイモン出演作品。
父を殺され、敵討ちを誓った少女マティ。大酒飲みだが腕は確かな連邦保安官のルースターに協力を求め、さらに別の容疑で同じ犯人を追うテキサス・レンジャーの男を加えて追跡の旅に出る。そして迫る復讐の時。3人は勇気を試されることとなる。
第4位 バートン・フィンク
1991年公開、ジョン・タトゥーロ主演、アカデミー賞3部門(助演男優賞、美術賞、衣装デザイン賞)ノミネート作品。
舞台は、1941年のニューヨーク。社会派劇作家のバートン・フィンクは、ハリウッドに招かれて映画のシナリオを依頼された。早速ホテルにチェック・インしたが、そこは薄暗く、不気味な雰囲気が漂っていた。とりあえず部屋に入った彼だったが......。
第3位 ファーゴ
1996年公開、フランシス・マクドーマンド主演作品。
カー・ディーラーのランディガードは、借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。誘拐を実行するのは、妙な二人組、カールとグリムスラッド。だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。
第2位 ビッグ・リボウスキ
1998年公開、ジェフ・ブリッジス主演作品。
突然ギャングに脅された無職の男”デュード”。彼は、同姓同名の大富豪と勘違いされたのだった。彼は本人に賠償を求めて押しかけるが相手にされず。しかしその富豪の妻が誘拐され、彼は身代金の受け渡しを頼まれる。
第1位 ノーカントリー
2007年公開、コーエン兄弟監督、アカデミー賞(作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞)受賞作品。
荒野で狩をしていたベトナム帰還兵のモスは、偶然ギャングたちの死体と麻薬絡みの大金200万ドルを発見。 その金を奪ったモスは逃走するが、ギャングに雇われた殺し屋シガーは、邪魔者を次々と殺しながら執拗に彼の行方を追う。事件の発覚後、保安官のベルは二人の行方を探るが、彼らの運命は予測もしない衝撃の結末を迎え・・・。