Unlimitedに上機嫌

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自分のクセ・口癖の起源を考えてみた

無意識のうちにしてしまうクセや口癖。誰かに指摘されて初めて気づくものがほとんどで、良くない印象を与えてしまうことも少なくない。辞めることは難しいが、なぜ始めたのかを知ることは容易い。なぜなら、自分のクセはこれまで出会った誰かのクセが移ったものだからだ。それは、家族や友人、時にはテレビの有名人である場合もある。今回は、起源が明らかな自分のクセ・口癖を思いつく限り書いてみたい。

右斜め上を見る

相手の話を理解しようとする時や次の言葉を探す時にやりがちなクセ。これは、「論破王」ひろゆきから移されたものだと考えている。厳密にいえば、「ひろゆきを崇拝する元上司」なのだが、起源は大本であるユーチューバーであると考えるのが適切だろう。彼の動画を見ると分かるが、首を斜め上にかしげて話を聞く癖がある。そうする時は大抵「この人何をとんちんかんなことを言っているんだ」という感想を示し、挑発的な行動と受け取った相手がより感情的になるという構図を作り出す。他にも、彼は手を動かして話す癖もある。論理的な構造や情報整理をする目的と、早口との組み合わせることで相手を情報過多の状態に追い込むという戦略もある。もし、彼と論戦を交わす機会があるなら、目をつぶって視覚的な情報をシャットダウンする。相手のペースに合わせない、戦いを制するうえで重要なポイントだ。

首を振る相槌

人の話を聞くとき、やや過剰に首を縦に振る癖がある。やや大げさにすることで「貴方の話を聞いていますよ」と伝えるつもりでやっているこのクセは、有吉弘行から移ったもの。彼は誰に影響を受けてそうするようになったのかは不明。実家暮らしの有吉が出演する番組を片っ端から見ていた時に移ったと考えている。特に、彼よりも芸歴の上の相手と話している時に顕著に見られる。マツコとやっていた(いる?)「かりそめ天国」(元「マツコ有吉の怒り新党」)が分かりやすい。毒舌で怖いイメージがあるが、年長者の目には「童顔で聞き上手な可愛い気のある年下」に映っているのではないだろうか。

「うーん、どうなんだろう」

相手の言うことに全面的に賛成できない、でも真っ向から否定することはしたくない時に出る口癖。これは、大学の頃に出会った女友達から移ったもの。柔らかく知的でどこかミステリアスな彼女には、憧れにも似た感情を抱いていた。いや、会わなくなった今も憧れているから彼女の口癖が抜けないのだと思う。ハッキリと意志表示する関西人を相手にすると、「どっちやねん」「オネエやねん」とツッコまれることも多々あるが、この口癖は自分らしさに関わるパーツであると考えるためマイペースを決め込む。口癖は、「他からどのように見られたいか」「自分はどんな人間でいたいか」を知る最も身近なヒントであると強く思う。

ため息ぽい深呼吸

言語化するのは難しいが、ふとした時に出てしまうクセ。一緒に住むパートナーに指摘されてから気づいた癖は、おそらく母親から移ったもの。昔から母親がつくため息に似たそれが嫌いだった。人生を諦めた感じを含んでいて、聞いているこっちのエネルギーを奪う。「それ辞めて」と何度も指摘したのを覚えている。その度、「ごめん、でも...」という返しが、ますます感情を逆なでる。全く同じことを自分は気づかぬうちにやってしまっている。音も雰囲気も指摘されたときの返しも。自覚しているもののうち、いま最も治したい癖だ。深く息を吐くことはやめられないので、代替案として「フーっ」と発声するようにしている。ハッキリと音にすることで、少しだけ前向きな印象を与えることができる(と考えている)。ポイントは、語尾を上げること。尻すぼみ的に発音すると疲労感を表現してしまう。「ちょっと一息をつこっと」という前向きな印象を与えるように語尾を上げる。 

唇を震わせる

気分を切り替えたい時に、「ブーブーっ」と唇を震わせる。これは、YouTubeチャンネル「The FIRST TAKE」でアーティストが歌う前によくやるやつが起源。あれをやることでより喉が開くのか、何かしら声楽的な意味があるのだろうが、ただカッコイイからやっている。というか、やってしまう。イメージとしては、口笛に近いかもしれない。自分は口笛が苦手なので、やや幼稚な方法に甘んじている。

首を小刻みに横に振る

眠気を振り払いたい時によくやる。起源は、海外ドラマ『Suits』。主人公のマイクが、徹夜で書類チェックする時によくやるクセ。他にも、マーカーの蓋を加えたり、指をパチンとして人を呼ぶのも、たまにやってしまう。相手によっては怒りかねないし、誰の目にもアメリカ被れしているように映るのでやめなければと思っている。30歳も間近に迫っている。一体いくつになれば、「カッコつけずにはいられない病」を克服できるのだろうか。

指をトントンする

一時期ハマっていたYouTubeチャンネル「世界のヨコサワ」に影響を受けたクセ。本家はチェックや手を考えている時にやっていて、自分は言葉が見つからない時や何かを思い出そうとする時についついやってしまう。叩くものによっては音を発生させるので、貧乏ゆすりと同ジャンルに分類される。刺激を与えることで脳を活発化させる効果がありそうだが、場所や場合はわきまえる必要がありそうだ。